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天敵製剤(生物農薬)

害虫について

コナジラミ類

オンシツコナジラミ

和名 オンシツコナジラミ
学名 Trialeurodes vaporariorum
分類群 カメムシ目 コナジラミ上科 コナジラミ科
(Aleyrodidae, Aleyrodoidea, Hemiptera)
体長 成虫 約1.0㎜
生態 オンシツコナジラミは、卵、幼虫(1〜4齢)、蛹(4齢後期)の期間を植物の葉裏で発育した後、羽化して成虫となる。20℃では、約28日で卵→幼虫(1〜4齢)→蛹→成虫と成長する。また、成虫期間は20℃で約50日である。孵化した1齢幼虫は、吸汁する場所を探して数時間活発に移動する。その後、定着すると脚が消失しその場で蛹化する。キュウリ黄化病の病原ウイルスを媒介する。

タバココナジラミ

和名 タバココナジラミ
分類群 カメムシ目 コナジラミ上科 コナジラミ科
(Aleyrodidae, Aleyrodoidea, Hemiptera)
学名 Bemisia tabaci
生態 タバココナジラミは、卵、幼虫(1〜4齢)、蛹(4齢後期)を経て成虫となる。25℃条件下では約26日で卵から成虫に成長する。孵化した幼虫は吸汁する場所を探して動き回り、その後、定着すると脚が消失しその場で蛹化する。トマト黄化葉巻病やウリ類退緑黄化病の病原ウイルスを媒介するため、トマトやメロンなどの産地で問題になっている。

アザミウマ類

ミナミキイロアザミウマ

ミナミキイロアザミウマ
和名 ミナミキイロアザミウマ
分類群 アザミウマ目 アザミウマ科
(Thripidae, Thysanoptera, Insecta)
学名 Thrips palmi
生態 雌成虫は体長約1.3mm、体色は橙黄色。翅の縁毛が黒いため、翅をたたんだ時に合わせ目が背中に黒い筋として見える。雄は雌より小型で体色が薄い。25℃では、産卵から次世代の産卵まで約18日かかる。メロン黄化えそ病やキュウリ黄化えそ病の病原ウイルスを媒介する。

ミカンキイロアザミウマ

和名 ミカンキイロアザミウマ
分類群 アザミウマ目 アザミウマ科
(Thripidae, Thysanoptera, Insecta)
学名 Frankliniella occidentalis
生態 ミカンキイロアザミウマは卵、1齢幼虫、2齢幼虫、前蛹、蛹を経て成虫となる。25℃条件下では約12日で卵から成虫に成長する。幼虫は主に花弁や新芽、新葉に分布するが、2齢幼虫は地中に潜り蛹化する。成虫は30〜45日生存し、この間に1雌あたり150〜300個の卵を花の組織内に産下する。本種は休眠性がなく、施設内では年間を通して発生する。トマト黄化えそ病やインパチエンスえそ斑紋病の病原ウイルスを媒介する。

アブラムシ類

ワタアブラムシ

ワタアブラムシ
和名 ワタアブラムシ
分類群 カメムシ目 アブラムシ科
(Hemiptera, Aphidoidea, Insecta)
学名 Aphis gossypii
生態 成虫は、環境条件によって有翅虫もしくは無翅虫の2タイプが発生する。施設内では通常、アブラムシのコロニーは単為生殖する雌によって構成されている。アブラムシの幼虫は、成虫と同じ形で産下され、その直後から植物体を吸汁する。その後4回脱皮した後に成虫となる。本種は発育が早く、1年に10世代以上を繰り返す。有翅虫は生息環境の悪化などによって現れ、寄主植物を移動する。キュウリモザイク病などの植物病原ウイルスを媒介する。

モモアカアブラムシ

モモアカアブラムシ
和名 モモアカアブラムシ
分類群 カメムシ目 アブラムシ科
(Hemiptera, Aphidoidea, Insecta)
学名 Myzus persicae
生態 成虫は、環境条件によって有翅虫もしくは無翅虫の2タイプが発生する。施設内では通常、アブラムシのコロニーは単為生殖する雌によって構成されている。アブラムシの幼虫は、成虫と同じ形で産下され、その直後から植物体を吸汁する。その後4回脱皮した後に成虫となる。キュウリモザイク病などの植物病原ウイルスを媒介する。

ハエ類

マメハモグリバエ

和名 マメハモグリバエ
分類群 ハエ目 ハモグリバエ科
(Diptera, Agromyzidae, Insecta)
学名 Liriomyza trifolii
生態 マメハモグリバエは、卵、幼虫、蛹の期間を経て成虫となる。25℃条件下では、約16日で卵から成虫に成長する。ハモグリバエの成虫は、葉表の組織内に産卵し、孵化したようちゅうはそのまま葉内に潜り込み、組織を摂食する。この食害痕が「絵描き」となる。加温された施設内では周年発生し、1年に15世代以上繰り返すとされている。

ハダニ類

ナミハダニ

和名 ナミハダニ
分類群 ダニ目 ハダニ科
(Diptera, Agromyzidae, Insecta)
学名 Tetranychus urticae
生態 ナミハダニは卵、幼虫、第1若虫、第2若虫を経て成虫になる。25℃条件下では、約10日で卵から成虫に成長する。ナミハダニは雌1頭からでも増殖が可能であり、ハウス内が乾燥すると爆発的に増殖する。多発生すると、クモの巣状の糸を分泌して寄生植物を覆う。