ミヤコトップは、ハダニ類の捕食性天敵であるミヤコカブリダニをボトルに封入した製剤です。放飼されたミヤコカブリダニは葉裏に寄生するハダニ類を探索し、ハダニの成虫や若虫、幼虫、卵を捕食します。また、餌となるハダニ類がいないときは花粉などを餌として生活し、ハダニ類を待ち伏せます。
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商品詳細 | 商品名:ミヤコトップ 農薬の種類:ミヤコカブリダニ剤 学名:Neoseiulus californicus 農林水産省登録第22894号 JANコード:4562297520341 |
商品規格 | 1ボトルあたり2,000頭 (包装:250mlボトル) (その他の成分の鉱物質は石綿不検出) |
作物名 | 野菜類(施設栽培) |
適用病害虫名 | ハダニ類 |
使用量 | 約2,000〜6,000頭/10a |
使用時期 | 発生初期 |
本剤の使用回数 | ― |
使用方法 | 放飼 |
ミヤコカブリダニを含む 農薬の総使用回数 |
― |
和名 | ミヤコカブリダニ |
学名 | Neoseiulus californicus |
分類群 | ダニ目 中気門亜目 カブリダニ科 (Acari, Mesostigmata, Phytoseiulus) |
生態 | 雌成虫の体色は半透明の淡いオレンジ色で、ハダニ類を捕食すると淡赤色〜オレンジ色となる。雌成虫はハダニ類のすべてのステージを捕食する。1日当たりの捕食量はハダニ類卵で11.4個。25℃条件下では約5.5日で卵から成虫まで成長する。成虫の寿命は2週間程度で、3〜4卵を毎日産卵する。総産卵数は約50卵である。交尾しないと産卵しない。ハダニ類の他、ホコリダニ類、サビダニ類、アザミウマ類の幼虫や花粉を餌として発育産卵する。 |